はまぞう › 戸塚久美子 › 2010年04月

2010年04月28日

強くて優しい「男・鉄五郎」さん逝く

 4月27日の夕方、一人の地域人(ちいきびと)がその生涯を閉じられました。私が大変な御恩を受けた方です。今、男の中の男という言葉を聞くことがなくなりましたが、鉄五郎さんはそういう人だったと思っています。心がまっすぐで、そして大きな体格からは想像できないくらい優しい方でした。

 ご自分には4人の息子さんがありますが、娘がいなかったからか私はとても御温情を受けました。当選する見込みのない選挙において、引き受け手がなかった後援会長をお引き受けくださり、市議会議員時代をお支え頂きました。苦しい選挙を2度もして頂きました。

 2度目の時は、ご自身の手術と重なり、入院する前日までに親類知人を50件も後援会活動で歩いてくださった程。誠にご苦労を掛けてしまいました。
 こういう魂を揺さぶる御心を頂いた私は幸せ者です。

 鉄五郎さんは人の心を育てています。地域人として私もその一人です。それは容易いことではないことは皆様がご存じですね。私も生きている間、鉄五郎さんのように人を育てるような生き方をしたいです。そういう生き方が鉄五郎さんへのお礼だと思っています。

  


Posted by 戸塚久美子 at 00:06

2010年04月26日

今日は掛川茶市場の初取引



 平成12年から続けて11年間、掛川市農協の経営する掛川茶市場の初取引を拝見させて頂いています。
今回もいつもと同じ、何も変わったこともない掛川茶市場と私の関係でした。

 DNAというのでしょうか、私の血と魂は、悲しいかな、おせっかいのように茶業を心配し、御茶と御茶を生業とする人々を応援してしまいます。虫けらのように小さな魂でも、いつか人々の心に美しいものとして届けられるのではないかと思っています。

 不易は尊いことではありますが、新たな価値の創造という視点も大切です。世の中は変わってきています。連帯連携ができないことは致命的です。それは停滞を意味するからです。


  


Posted by 戸塚久美子 at 00:06

2010年04月25日

民主県連「茶園凍霜害対策本部」の視察

 国会議員5人を含む28人の県内議員(秘書・県議・市町議員)らの視察と茶生産者との対話集会が、24日に島田市と掛川市で行われました。島田市では被害が県下でも一番大きかったと言われている初倉で、60~70人という大勢で会場に入りきれない程の生産者の方々がお越しくださいました。
 掛川市では次の日に掛川茶市場の初取引が行われるため多忙の中であることから御邪魔にならないように20人程の方々にお願いをして集まって頂きました。

 市長はじめ市役所の関係者、掛川市では議長副議長も、さらに農協の関係者までお集まり頂きました。
県連に対策本部ができたのも初めてのことのようで、私は新人議員ながらそのお手伝いができることに感謝をしています。私の市議時代からの活動テーマと合致するからです。

 初倉の皆様からの「夢であると思った、夢なら覚めてくれと祈った」という言葉を伺った時には一筋の涙がほほをつたいました。生産者の方々の痛みが伝わってきました。
 
 今回よかったことは、1被害の実態が議員らに伝わったこと。2議員らがよく茶業低迷を受けてのここ数年の生産者の生活をイメージする情報をあらかじめ得ていたこと。3そして生産者らが支援してほしい続けて行きたいという希望を持っていてくれたこと。

 支援は凍霜害という災害に対するもの、来年からの異常気象に備えるもの、そして静岡県茶業のゆくすえを見た中での多角的及び長期的施策とするものの3つの分野別に整頓がされることで、今後の民主党県連内での調整や国会議員らとの政治主導による政策立案として構築していきたいものです。

 さらにその支援策は全て生産者の皆様の茶業再生活動とリンクするものであり、今までと同じことをするのでは何の意味もないことは明白であり、この試練をバージョンアップになる転機として捉えられるようにしたいものと感じています。

 生産者の皆様の奮起と、県民の皆様の応援をお願いしたいことろです。

  


Posted by 戸塚久美子 at 22:56

2010年04月23日

「健康まもる母の味」という歌詞は、

 静岡県健康づくり食生活推進協議会の歌の中にあります。今日は掛川市の健康づくり食生活推進協議会の総会にお招きを受けました。素晴らしく大勢の女性の皆様が集われて、こんなにも「食生活」の啓発活動をしてくださる方々がおられるとはと、ビックリしました。
 
 また我が家の母も若い時から参加していて、「食推協」という名称をいつも口にされて、楽しい思い出話をしてくれました。もう40年も前のことでしょう。明日は病院に行って、母に「食推協」を覚えていらっしゃるか聞いてみます。

 母もお料理をよくされました。お味噌づくりもお得意で。「健康まもる母の味」という歌詞は、私が嫁に来た頃、まだ若かった母の姿に重なって胸に響きました。  


Posted by 戸塚久美子 at 20:13

2010年04月20日

凍霜害の対応を今週もしています。

 この頃、毎週2日以上費やしています。御茶の問題に。昨日は県庁に行くと、「今から記者会見にいくぞ、戸塚も一緒に!」と先輩の大池議員から誘って頂く。心の中で「~え、それならそうと言ってくれないと髪型が変な日に限って~」とカメラの前に出るのが、嫌いなうえに身だしなみが整っていないのはとても悲しいですが、、、でも御茶の為地域の為、心を変えて記者会見場へ。

 一言ずつ発言を求められましたので、生産者の窮状の根本的なことを申し上げました。私の発言の一部は今日の静岡新聞朝刊の紙面に記載されていました。

 24日には島田と掛川にて、国会議員らに視察してもらうことになりました。これも民主党県連や会派平成21の先輩議員のお力添えのおかげです。

 ずっと求めてきたデカップリング・所得補償も視野に積極的に活動したいと思っていましす。ただ、視察だけなら誰でも出来ます。選挙対策の国会議員活動にならないよう、課題解決に有効な真の取り組みを多くの皆様のご支援を受けて実現していきたいと考えています。  


Posted by 戸塚久美子 at 21:37

2010年04月18日

空は五月晴れ、風は薫風、心身に喜び


 掛川新茶マラソンが開催されました。前年より1000人多いとのこと。5時間を6時間にしたことで参加者が増えたと説明がありました。それにしても昭和63年から継続されている今大会は、すごい!と思います。関係者の組織だった活動は力強いものです。素晴らしいです。このマラソンも掛川市の宝物ですね。
 いつも観察してしまいます。「この会はどうしてうまく運営できるのだろう?運営の仕組みはどうしているのだろう?」と。市民活動を持続可能にするには組織力と運営の仕組みが大切だと思っています。一人ひとりの力が小さくとも組織の力を持てば大抵のことはできてしまいますね。勉強したいです、この分野。  


Posted by 戸塚久美子 at 23:23

2010年04月16日

市民の皆様と対話しながら、一歩一歩

 ここ数日は時間に余裕がありますので、山積みの家の内の仕事を横目にみて(そこも気はなりますが)、議員に寄せられた「市民から頂いた課題」に取り組んでいます。
 
 1つは一般競争入札における企業の道徳観と、道義的責任を主題とした行政の判断基準があるべきか否かという難しいもの。もう1つは、事業所の社会保険非加入という公益に関する問題であります。特に後者は1月から持ち歩いていた課題で、調査が遅れに遅れており、課題を提供してくれた市民に申し訳ないほどでした。やっと年金事務所適用調査課という場所を特定し、この問題の核心部分にたどり着きました。

 課題を与えられても、いきなり民主党や県へそのまま伝えるのではなく、まずは自分で調べ、何が問題でどうすることが必要か、また対策をした場合波及する問題点はないかも調べる必要があります。俯瞰的な視点で問題を見つめることが大切だと思います。
 社会保険関連の課題については、まだ調べる方向を見つけています。もしかしたら国への提言作成まで行くのかもしれません。昨日、ある方をご紹介して頂いたので、お会いしてまいります。
 深く調べていくと発見があったり、思わぬ出会いがあり、広がりを生み出すことができます。

 これが学習の面白さなのでしょう。こんな調べ学習が沢山出来る時間的余裕をつくり得るのも、4月5月だけかもしれませんので、励んで活動してまいります。

 今日も茶の凍霜害ことで様々なことに取り組みました。
防衛副大臣榛葉先生も普天間問題で厳しく御忙しくも、静岡県の茶業のことも心配くださり、状況をお知らせしたところであります。
 厳しい時こそ連帯が肝心です。それぞれのポジションでできる限りのことをして、少しでも明るい方向を模索したいものです。



  


Posted by 戸塚久美子 at 21:29

2010年04月12日

今日はいいことがいくつかあって、幸運

 まず、知事の記者会見で「袋井特別支援学校の狭隘化の解消に、掛川市から市立病院の敷地内にと申し出があったことから、特別支援学校を設置していく方向で進めていく」ということが発表されました、幸運。方針がはっきり示されたことから、十年来の保護者様からのご要望、また行政としても福祉教育の拡充に対しての掛川市や菊川市、御前崎市の懸案が解決に向かって進むことになってきました。

 これも障害をもっても一生懸命生きる子供達の力と、それを支える保護者様の将来をみるお力は言うまでもありませんが、川勝知事はじめ、石川前知事、遠藤前教育長、そして松井市長及び誘致活動を御支えくださった全ての方々のおかげであります。
 特別支援学校は小学校・中学校・高校まで整えられますので、高校を卒業するころには100%の就職率を目指され、社会で勤労できる強い青年達を育成できることにつながります。
 ノーマライゼーションの一歩です、よかったですね。

 2つ目のよいことは、市民からご提言を頂けたことです。私は気付きませんでしたので勉強できたことが何より嬉しかったです。
 医療の受診を致しますと4月から医療明細書と調剤明細書が渡されるようになりました。その明細書に書かれたことから、賢明な市民は受診の仕方で少しでも医療費を抑えられるのではないかと考察されたのです。これもこの明細方式が始まったから感じられたことであります。

 その方は、私に3つのことを申されました。
1は、この明細書を出すことになった背景を知りたい調べてほしいということ。よいことだと思うとのこと
2は、自分の受診時間を考えれば「夜間・休日受診加算」がつけられなく、加算が生じないときに受診をす れば、医療費を有効に使えたのに、もったいないことをした。この明細書を読むことを多くの皆さんに教 えてあげれば沢山の人が医療費の使い方まで考えて行動できるのではないかということ。
3明細書の作成はコンピュータソフトをもってのことであろうが、10時に病院受付したが、診療所が混  雑していたので時間内に会計ができない場合、加算扱いになってしまうが手動で加算をひかえることがで きないかということ。

 本当によく教えて頂けたと感謝しました。しっかり調査したいと思います。

 このほか、掛川茶が大好きな掛川市出身歌手の方を、茶商組合さんにご紹介もできました。

 皆で少しずつの力をもってうるおいのある地域社会の実現のため、先人らと同じように頑張ってみたいとものですね。全市及び県全体にかかる皆様からのご提言をお待ちしております。
 
 



  


Posted by 戸塚久美子 at 19:23

2010年04月11日

県政報告の原稿がやっとできて、

 拙い県政報告ですが、議会が終わるたびに年間4回のペースで紙面での報告をしています。印刷所へ原稿を持ち込んでも、20日間という仕上がりまでの時間を要します。ですから、早く原稿を書けば、それだけライブ情報をお届けできるわけです。ですから、大変焦ります。
 
 原稿ができると飛び上るほどうれしくなります。10日の朝方3時にバンザイ、できた!と声を上げました。

 今回は当初予算があり、報告項目が多いので、紙面が足りない程で、記載は限られたものに止めてしまいました。少し残念ですが、お許しください。皆様にお届けできるのは4月30日ごろかと思います。
 
 出来上がるまでの20日間は、ため込んだ他の用事を精力的に活動するつもりであります。ある組織の女性の会やボランティアの組織化、さらに国要望したい道路排水問題の整理など、議会が始まらない前にできる限りの自己学習や要望への対応など頑張りたいです。

 それから、私の机の周りの片づけも。書類の山をなんとか整理するつもりです。新しい年度は、新しい気持ちときれいなデスクで。こうなるように努力します。  


Posted by 戸塚久美子 at 23:55

2010年04月11日

4月7日には茶業研究センターを訪問


 知事や関係各位も訪れていますが、旧試験場で今は茶業研究センターへ私も行ってきました。センターでの栽培茶園では、早生の茶芽は被害がありましたが、被害はすべてではありませんでした。牧の原や初倉も回りました。
 私達が何ができるか今後とも調査結果をみたり、1番茶の価格の推移をめて、短期に、中期に、そして長期に取り組むことをこの際しっかり出す必要があるのでしょう。私が一般質問で申し上げてきた生産現場の革新的改革を今年の低温が誘導しているようでもあります。
   


Posted by 戸塚久美子 at 23:37

2010年04月05日

三熊野神社の例大祭の驚きは、

 毎年楽しみにしている大須賀の三熊野神社の春の大祭。きれいな山車や、粋な姿の祭り人を拝見するのが楽しみで、いつも見物に。
 
 今回は初めて神事の行列にも入れて頂きました。子授けの神事は神秘的なものを感じますし、ある意味驚きであり、子授けを望む方々が多いのも頼もしいことであります。
 子供をほしいと思ってくれる若者家庭が多いのはこの国の誇りであります。
 町の中を行列であるくこと自体が恥ずかしいと思う若者世代が、子授かりの為に夫婦で参加されることは勇気がいることでしょうが、努力している姿を見ることができます。
 
 参加した皆様にお子様が授かりますよう心から祈念しております。願いがかなう方が多いのも、三熊野神社のお力です。ありがたいことです。  


Posted by 戸塚久美子 at 22:43