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2009年09月26日

遅くなりました。韓国川の日の写真

 パソコンの調子がわるく、デジカメのデータを取り込めず、もう1カ月もたちました。
明日以降は韓国視察についてお話します。 

  


Posted by 戸塚久美子 at 03:08

2009年09月26日

市民総代会と、新病院・ボランティア

今朝は、駅に後援会の方々と立ちました。県政報告を皆様に見て頂くためです。家庭の日常があるため、駅に立てるのは7時ですが、それでも年4回の県政報告は、自らお分けしたいと秘かに思っていましたが、やっと今朝実現しました。次は11月初旬です。
 
 議会でした。夕方まで。
 亡き父と親しかった同級生であった方の通夜に。夫が時間的に間に合いませんので、私が家の代表として弔問させて頂きました。
 
 新病院が建設される予定地を含む地域の市民総代会地区集会が7時から行われました。9時過ぎまで皆様と活発なまちづくりの議論の中に身を置きました。地域ごとに異なるまちづくりの特徴に接するたびに、来てよかったと思い、今日も帰路につきました。
 病院の移転に伴い、生活と密着する地域だけに、様々な課題が浮き彫りになっています。アクセス道路の問題などですが、大いに市との協議を重ねて、開院までの4年間でよりよい方向を導いてほしいと思います。私は、本日の会議の最後の講評のコメントにおいて、この地域の皆様に御願をしました。
 
 新病院の運営上大切なことは、医師の確保と市民に支えられる病院であること。この2つは特に重要なことと御話させていただきました。
 県立のがんセンターでさえも、看護師の確保が十分でないため、全床の稼働ではないわけで、新病院とてもその状況は同じように推移すると見たほうがよいと考えています。
 医療スタッフの少数精鋭を助ける力は、市民の病院の適正な利用と、市民ボランティアであると思います。特に入院や外来の患者への満足度を高めるには、キメの細やかなボランティアさんらの働きが何より必要です。
 しかも、医療スタッフから継続的にあてにされる活動にならなければなりませんので、個人の善意のボランティアをもう少し進めた組織的な仕組みを作る必要があります。
 
 市議会議員の時、この重要性を一般質問で取り上げ、さらにどうしてボランティア組織が必要であるか、また組織化する意義と運営の仕組みまでをパワーポイントにまとめています。

 御当地の皆様方と、そして賛同してくださる市民の皆様とご一緒に、これから「病院ボランティア」も協働のテーマに据えて頂きたいと節に願っています。私もお手伝いさせていただきたいと思います。




  


Posted by 戸塚久美子 at 02:49

2009年09月22日

24日までの貸出本「闇を裂く道」

議会事務局の調査課の方が表題の本をご紹介してくれました。トンネル工事の影響で水源枯渇の問題について調査を依頼したらことに対応してくれたもので、丹那トンネルができるまでの壮絶な苦難の事業のあらましを書いた本です。上下の2巻で、下に大規模かつ大変厳しい水枯渇が起こった様子が、手に取るように描かれています。誠に気の毒でありました。きっと地元の皆様には3代目ぐらいの世代であっても、この困難な事実は伝わっていることでしょう。
私もこれほどの状況ではないものの、水源枯渇問題に対応していますので、参考になりました。ご紹介くださった方に感謝を申し上げます。  


Posted by 戸塚久美子 at 23:50

2009年09月19日

何度となく涙がこぼれます、活動の壁

 今日は、昼過ぎに尊敬する榛葉賀津也参議院議員が防衛副大臣に任ぜられた慶びの報を頂いた御めでたい日でありましたが、私は朝からブルーでありました。朝から考えるたびに涙が何度も。目は痛くはれています。
 
 私のような議員の使命は、人々の幸福を求めて活動することであり、大切なもの、守りたいものをこよなく愛すことであると思います。
 それが人であったり、物であったり、地域であったり、自然であったり、様々な事柄でもあります。
 
 市議会議員のころから今も市役所の職員と共有している茶業施策が、昨夜目標の半分ほどにとどまる見込みだということがわかりました。この2カ月、色々活動してきたことが水の泡となってしまいそうです。
 今までしていない前例がないものをすることは怖い、そして公平性の中で、1つの農産物に特別な位置づけを与えることも怖い。
 
 では本当に前例がないからダメなのか、そして全部の農産物でなければダメなのか。いま何を守らなければならないかをしっかり見定めることが大切であろうと思います。直接的な価値だけでなく間接的価値が生まれることにおいても大変重要なことでしょう。掛川市にとって御茶は重要なテーマであります。そしてその波及する範囲は、コミュニティーの維持から生活文化や地域経済や日本の国土と守ることなど大きなものです。

 昨年掛川茶振興計画を策定することができました。17年ぶりのことです。今までの計画は生産者と茶商が策定し内容もその範囲でありましたが、今回の計画は異なり、市民の皆様に支えられる御茶のまち掛川づくりが示されています。これは今までの振興計画の範疇を超えています。
 この計画の柱の1つは、市民の皆様に、今まで以上に御茶のよさを再確認して頂き、合わせて一緒に行動して頂きたいというものです。
 そしてその計画を支えるにはそれなりに理念が必要であることから、計画の中に「お茶のまち掛川づくり宣言」を明記して、すべての市民の皆様にも御茶のあるまちづくりを茶業者と一緒に支えて頂こうということになりました。また宣言は市民の皆様の代表である議会で御承認頂くことが、すべての皆様と共に創造するまちづくりへの第1歩と考えていました。
 しかし、大会宣言的になる可能性も出てきて、涙の原因であります。計画を創り始めて3年を経過しています。一生懸命この施策を市職員と共に支えてきたつもりです。

 今、取り返しがつかないほどの茶業現場の厳しさは、NHKのテレビクローズアップ現代で取り上げられるほどです。今こそ、私達のまちの御茶のある暮らし文化や、御茶という産業そして農村について、市民の皆様と共に再確認してみることが何より必要なことだと思っています。
 
 今、行動しなくて御茶は守れません。市民の皆様、茶業者に勇気を与えてください。「皆がついているよ、市民皆が応援しているよ」という御力をください。沢山の大切なものを守るために。

 茶業者の皆様、市民の皆様はきっと応援してくださいます。茶を愛する者たちはなお一層の取り組みが必要でありましょう!改革する勇気を持ち、再生の緒に。自立的な中期計画を立てましょう。御茶を守り育む皆様、頑張ってください。私は皆様と共に行動したいのです。
静岡の御茶、掛川の御茶は素晴らしい次世代へつなぐ最高の飲料であります。

   


Posted by 戸塚久美子 at 00:34

2009年09月13日

行事の秋の始まりです。皆様楽しそう

今日は地域の運動会や敬老会はじめ、市民総出のスポーツ大会など多くの行事が目白押しでありました。出会う方々から笑顔のご挨拶を頂きこちらも元気を頂きます。敬老会のなかで、高齢者の方の謝辞あり、その中で「まだまだ私たちも社会のお役に立ちたいので何なりと申しつけください」との御言葉があり、素晴らしいと感動しました。今の日本を導かれた先輩方はやっぱり素晴らしいと思いました。厳しい今の日本よりまだ苦しい時を過ごされた先輩を見習って、私たちも少子高齢社会をどう豊かに導くか頑張らなければならないと思いました。  


Posted by 戸塚久美子 at 23:11

2009年09月10日

明日は9月議会、秋、空港部は改編か?

 明日から9月定例議会です。6月議会が8月7日まで行われたので、すぐに9月議会を迎えることになりました。議案はあまり多くありません。9月補正予算はここ数年なかったようですが、300億円規模で補正が行われます。このうち約半分の143億円が県税還付です。経済の悪化は税収にすぐに直結することを感じます。
 市議会では決算委員会が9月議会中にありましたが、県議会は異なるようです。
 私が編集した会派会報、6月議会の「県政報告」ができましたので、皆様の御手元には週末にお届けできるかと思います。ボランティアの皆様が郵送準備をしてくれています。県政が身近であるように、タイムリーに情報をお届けしたいと考えています。
 色々な方法で多くの皆様にご一読して頂けるように、考えてまいります。
 追伸:6日のブログ中、
 漢字の間違いをご指摘頂き誠にありがとうございました。よくご覧になってくださる方があるようで、ありがたく存じます。    


Posted by 戸塚久美子 at 23:59

2009年09月06日

お茶のある暮らし文化を愛する仲間達

 きょうは、久しく会っていない日本茶インストラクター静岡県支部の役員や専任講師の皆様と、懇談をさせて頂きました。目的を同じくする同志の皆様とは、時間の隔たりには関係なく、親しく感じるものがあります。また日本茶インストラクター制度発足10年という時間の経過がさらに、黎明期を支えた者たちの友情めいたものを感じるのは私だけではないと思います。
 選挙後に初めてお会いしたので、ピンクにまとめた心のこもった花束を頂き、ただただ感謝!本当にありがたいことです。私の活動にピンク色を使っていたのを知らないはずの選挙区以外の方々ばかりなのに、皆様の勘は鋭いものです。
 
 インストラクターの資格を取得する目的はそれぞれ異なり、その為、取得後の資格の活かし方も異なります。しかし、インストラクターひとり一人が持つインストラクターの使命は、御茶のある暮らし文化をつなぐことと考えておられていると認識しています。
 ただ単に資格を所得する資質があったということを確かめるために取得される方もありますが、ほとんどの方々は、御茶のある暮らし文化が大切であり、時代を超えて社会の変化の中であっても、日本の喫茶文化をつなぐために、その文化啓発の担い手としてさまざまな活用を展開したいと思われていると推察しています。

 様々な分野で資格を生かして頂くことが、すそ野を広げることにつながりますので、これからの10年も期待したいと思います。

 今年の茶業の厳しさはこの8月に入り、各工場の清算業務も終わり、実態が明らかになるにつれて、厳しい現状に悲観し、悲壮感ただよう生産現場となっています。相談に来られる方もあります。
 今まさに「打つ手ないし」ではいられない状況です。県内の中山間地だけにとどまらず、大規模経営であっても、未曾有の厳しい状況です。茶業のゆくすえを心配するのは私だけではないでしょう。
 こんなにも素晴らしいどこにも負けない静岡県のお茶がこのままでは、美味しく安心安全な御茶をお届けできなくなり、消費者にとっても不利益でありましょう。
 
 インストラクターの仲間たちと話し合った2時間、皆心配しています。皆の力と知恵を出して、行動を起こしたいものだと思います。誰ですか?行動しないで困ったと言っているのは?皆で行動すれば怖くないでしょ?!  今日懇談した方々はまだギブアップしていません。なんとか頑張って行動したいと考えています。茶業者の皆様の力を信じています。

 11月29日に静岡支部10周年の記念大会を開催するのだそうです。10年の山あり谷ありの思いもあって、記念講演の講師に川勝知事をお願いしたいのだそうです。茶の文化を大切に考えられておられる知事ですから、実現されれば文化の啓発活動をする日本茶インストラクター達の喜びでありましょう。
 県民の為の行事の重要度、また公平公正な行事選抜の中で、実現するかはわかりませんが、議会答弁で「文化は憧れを創出する」という言葉を述べられていましたので、静岡茶の新しい視点での文化論を伺いたいものです。茶業界全体の期待も大きいはずです。
   


Posted by 戸塚久美子 at 22:46

2009年09月03日

モニカ委員長は素敵な研究者!畏敬の山

富士山を世界文化遺産登録にという運動を展開している静岡県と山梨県では、このたび国際専門家会議・国際フォーラムを9月5日6日山梨県で開催します。本日はその歓迎レセプションが催され、私は山梨県での行事に所用で参加できませんので、文化遺産登録に一生懸命な関係各位と考えを共有したいと思い参加してきました。
 
 イコモス文化的景観委員の方々総勢29人を少数の静岡県関係者で歓迎しました。(*イコモスはNGO。ユネスコの諮問機関として世界遺産登録の調査、モニタリングの活動を展開しています。)
 写真の方はスペインの委員でモニカ・ルエンゴ氏で、委員長です。とてもおしゃれなファッションで関心しまいした。素晴らしいコーディネートです。美しい文化を追求している方々のセンスを感じます。
 
 富士山はいくつかある文化遺産の登録分野の中で、「自然」では難しいようで「文化」の分野での登録を取得しようとされています。どのような文化を確認するかは大きな課題でしょう。
 知事がスピーチの中で「サムシング・グレイト」を持ち出しています。見えざる畏敬の神を富士に感じる日本人の心を文化とするというのでしょうか? 遺伝子の村上先生や医療の日野原先生がこの言葉をよくつかわれていますが、富士への畏敬の念を若者たちにどう伝えていくのか、世界遺産にするよりまだまだ難しい文化継承です。  


Posted by 戸塚久美子 at 00:24