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2020年05月10日

明日をシェア・保健所の存在は変化すべき時?

平和ボケとう表現はよく使われます。
私たちのまちでも、合併で市町村が激減し、保健所機能について、県の機能効果策を求めなければならなかったのに、求めてこなかった付けが、このコロナ問題でクローズアップ。

実は、3月29日に動物愛護活動のNPO法人ナームハートの最後の講演会を行いました。同法人が今年で解散するため、最後に市民に訴えたいペット防災をテーマに。この時世で中止も考えましたが、規模をごくごく縮小し、実施。
講師は昨年10月に大洪水に見舞われた長野市議をお迎えしました。(私の友人で心安く、この時期でも来掛)
その時に、長野市の中核都市の保健所機能が充実していることに、保健所の権能を市が有することがどんなに災害時に大事かを改めて認識。
先輩の県議にお願いして、保健所配置、権能の見直しを取り上げていただきたいと思っていました。

いままでも、野良猫、捨て猫の対策においても、県の出先保健所は一歩も屋外にでず、連絡を電話でされるだけでした。これもいつも問題にしていましたが、動物のことだけですと市民の腑に落ちないこともあって、悪戦苦闘。

今回の新型コロナのPCR検査が進まないことに、多くの市民には違和感があるでしょう。保健所の職員各位は猛烈な仕事量をされてご活躍されていて、これ以上何を!とは思わないでいただきたい。異なる視点なのです。

今、時を得ています。静岡、浜松の政令市は保健所機能を有していますが、それ以外のエリアの保健所機能をどのように構築するべきか、見直していただきたいものです。市町に権限委譲し、複数の市町で事務組合的に保健所を有するという姿も1つのスタイルでしょう。
中東遠エリアには磐田市に県の保健所はあり、掛川にはその支所があります。市民、県民に有効に影響する保健所機能を確立してほしいものです。



Posted by 戸塚久美子 at 10:20

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