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2010年02月15日

反響が大きい、広域消防のゆくえ

 先日広域消防について、書きましたところ反響があり何人かご意見を頂きました。ありがとうございます。病院を4年後に経営する袋井市と掛川市が別々の消防体制でというのは考えられないことです。
 そもそも広域消防への移行の目的は、自治体の合併のように行政改革として行うものではなく、テロや大規模災害等の未曾有の有事に対応できる仕組みを創ることに主なる目的があると私は考えています。
 確かに消防長は1人でよく、通信指令も1つになれば、その部分だけは職員数は削減されますが、実際には各自治体の消防体制は強化されなければなりませんから、経費の節減にはなりません。
 掛川市は本部を磐田におこうが袋井におこうが、それが問題ではなく、有事に瞬時に、しかも大規模な人員や充分な装備によりに適切な対応ができ、市民の安全を確保するために強化された消防力が必要だとしています。
 掛川市の考え方を支援し、なにかできることがないかと気にしていますが、県は消防については権限がなく、消防は市町の権限であります。中東遠エリアの為に再度広域消防の意義を考え、適切な方針を導きだしてほしいと心から願っています。



Posted by 戸塚久美子 at 23:17

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