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2012年06月17日

今様選挙「そのつど支援」に思う、本物の美の普遍性

 今日は掛オケ10周年の記念コンサートへ。市民オーケストラを有している市町は県内ではそう多くありません。なのに、掛川市ではその支援は小さなものです。補助金がすべて悪いのではなく使い方だと言うのは以前もお話ししました。少し上質の時間を提供してくださる文化活動は市民の心をはぐくみます。素晴らしい活動が身近な所にあるのです。

 ところで、美しく本物は、歴史的にずーと伝わります。クラシックもバレエもそうですね。多様な価値を認め合う、形のないものを有形無形のかたちにする芸術文化は、人間とどうかかわってきたのでしょうか?
 
 こんなことを考えているうちに、新聞にあった政治意識論がご専門の大学教授の記事を思い出しました。
今の選挙は「そのつど支援」なのだそうです。若者の支持の変化よりは、中高年齢層の方がその都度大揺れに動くのだそうです。
 この調査にはビックリしました。地縁が希薄でテレビばかり見ている中高年の方も多いのだと分析もされていました。そうなんでしょうか?それもビックリ。
 

 本物の上質の美は、「そのつど」で変化しません。
 
 
 私達は政治に本物は何かを見つめて選挙をしているでしょうか?本物の政治をしてもらえないからではなく、私達が本物の政治とは何かを考えなければならないのでしょう。いつも他人の責任にしてきたように思います。
ギリシャの皆さんの選択が、世界を駆け抜けます。ギリシャの国民の問題は世界の問題です。こんな時代の政治をもっと、一人ひとりの私達が勉強していかなければならない時代なのでしょう。



Posted by 戸塚久美子 at 22:01

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