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2009年04月24日

選挙と礼節  戦いと優しさ

 掛川市の選挙が終わり2日程で、先輩で落選された議員からお電話を頂きました。事務所へ足を運んだことへのお礼の言葉を伝えてくださいました。会派も異なり、年齢も大先輩であるので、私のような所までお電話頂き、誠に恐縮しました。深い礼節を教えて頂いたように思います。
 
 選挙は戦いでありますが、人格までも否定するものではありません。
あくまで政策やその手法を論じて、どちらのビジョンが求められているか、どちらに期待できるかなどで、有権者は投票されると思います。
 
 ですから、選挙が終われば、敵対した陣営とも、翌朝、道で会えば「おはようございます」と声がかけられるような関係であってほしいと思います。しかし現実はさわやかな選挙は、難しいようです。しこりが残る、修復不可能などという言葉がありますね。選挙が激しければ激しいほどよく聞く言葉です。

 昔から親戚のようにお付き合いしている方を、政策の違いで応援できない時、一緒に過ごした時間や関係などの人格と人格の関係において、戦いという選挙の中であっても、特に礼節は必要だと思っています。それは、それぞれの人生に優しく対応することであり、以前のように、翌朝から「おはようございます」の挨拶ができる関係を作ることができるからです。
 
 選挙は辛すぎるほど悲しく厳しいものだったら、次世代に選挙の大切さを伝えられないのであります。あまりにも選挙が大変であるために特定の人しか出馬できなくなるのは、まちにとっていいことではありません。まちを創造するために奉仕する首長・議員や議会の大切さを認識し、選挙の大切な位置づけを若人の伝えていかなければなりません。



Posted by 戸塚久美子 at 00:03

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